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此処はココの捌け口

音楽とか、ゲームとか、アニメとか、日々思ってることをぐわっと。

アジカン「マジックディスク」今更レビュー

どうも!

過ごしやすい気候となって参りました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?  

僕はまた持病である

「漫画が無性に欲しい病」

が再発してしまったため、自分との戦いの真っ最中です

先日

みなみけ」  

を合わせて10冊以上買ったのにこの病気はそれだけではまだ満足していないそうです

聖☆おにいさん」の新刊もまだ買って読んでいないのに…

そうです

買っただけで満足しちゃうやつです

これ、人としてかなりダメなやつです

ラノベが無性に欲しい病」はなんとか克服したんですけどね…

なお、「CD無性に欲しい病」も並行して発病しております

人間の3大欲求とかよく言うじゃないですか

・食欲
・睡眠欲
・性欲

確かにどれも大切なんですけどね、

「物欲」もかなり強力じゃないですか?

どうしても欲しいものがあったらそのこばかり考えてしまいますよね

あの娘が欲しい…!
あの娘が欲しい…! 
あの娘のことしか考えられない…!

って









嘘です





誤解しないでください

通報とかされたら死にます

昔の友人がインタビューされて

昔の友人「こんなことするようには見えなかったんですけどね…何かあったんですかね…確かに前髪が長かったし、何考えてるかわかんない奴でした(声調整)」


とか言われるの嫌ですよ!

これが全国ネットで流れることを考えると恐怖です

前髪が長いことは否定しませんが


僕は昔も言いましたが「髪の毛フェチ」です

無論、自分の髪の毛も好きです

そのためか髪の毛が長いです

それはコンプレックスだったり、単純に髪の毛を切るのが面倒くさいって理由もありますが…

前髪が無いと不安になりますよね

目に前髪がかかって邪魔くさいので休日なんかはピンで留めたりしますけど

なりそこないの女装みたいになっちゃうことが判明したので最近はあまりやっていません


…….




ってなわけで、今日は僕の大好きなバンドである

(通称アジカン)

の6thアルバム

「マジックディスク」のレビューをしたいと思います

みなさん、アジカンについてご存知でしょうか?

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2003年にメジャーデビューしたアジカンは「ロキノンバンドの代表」と言われています

ギターボーカル後藤正文(ゴッチ)を中心としたこのバンド、バンドを集めてフェスを毎年開いたり、アニメ「僕だけがいない街」では過去の楽曲を再録してOPとして提供したり、かなり精力的で多方面の活動をしています

ハガレンの主題歌である「リライト」

ナルトの主題歌である「遥か彼方」

映画ソラニンの主題歌である「ソラニン

あたりが有名ですね

そんなアジカンの中で今回紹介するのは
6thアルバム「マジックディスク」です

なぜ6thアルバムを紹介するかというと、単純に僕がアジカンの中で1番好きなアルバムであるという理由もありますが、

数年前いきなりパソコンにインストールしていた曲のデータが1部消滅するという事件があり、

その事件でマジックディスクは消えてしまいました

それから数年、どうしても聴きたくなって先日TSUTAYAに行った際にレンタルして聴いたら良過ぎて感動すら覚えてしまったからなのです


話は変わりますが

 
アジカンの曲、後藤正文の書く詩は

「文学的」

と言われます

「遠く向こうでビルに
   虚しさが刺さって
   6畳のアパートの現実は麻痺した
   目を塞いで
   僕は君を想い描いて
   想像の世界で君を全部なくして
   わかったよ」

これは「ワールドアパート」という曲の歌詞なのですが、この部分だけで才能を感じませんか?

難解でもあり、
それでいて簡単でもあり、
その上、リスナーの胸に刺さります

そんなアジカンの6thアルバム
「マジックディスク」はかなりそれまでのアルバムとは違います

これまでの時代に別れを告げ、

新しい始まりを遂げたアジカン

その変化の中で一体何が変わったのでしょうか?  


ASIAN KANG-FU GENERATION

『マジックディスク』

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01. 新世紀のラブソング

この時点で既にアジカンは変わっています

前作「ワールドワールドワールド」でアジカンは変わってきている   

とファンに思わせましたが

この「マジックディスク」、1曲目でとうとう変化を明らかにしたのです

これまでのアジカンの曲はシャウトだったり、勢いに任せて歌う曲が多いように思えます

ですがこの「新世紀のラブソング」、

ラップのようでラップではない

ラップのように言葉を連ねますが優しく問いかけるように歌います

そして

「始まれ新世紀。さよなら旧世紀。
   これからも世界は続くんだ。」

ということを5分14秒かけて歌います

1曲目から出鼻をくじかれた人がいるかもしれません

これまでのアジカンのアルバムの1曲目といえば激しいロック調の曲が多かったからです

また、アジカンとはそういうバンドだったからです

アルバムの1曲目というのはそのアルバムを象徴する曲が置かれることが多いです

このマジックディスクの1曲目が新世紀のラブソングだということはそういうことなんです

「確かな言葉が見当たらない
   言い当てる言葉も見当たらない
   それでも僕らは愛と呼んで
   不確かな想いを愛と呼んだ」

サビの歌詞からもわかります

青少年のような青臭さ全開でシャウトする時代は終わったんです

より多くの人に向けて
新しい世界へ向けて

後藤正文は歌を歌います



02. マジックディスク

激しいです

激しいです…が、

「両手に愛とナイフ
   しけた顔をぶら下げて
   守るべき形などない
   それはいつかは消え失せて
   折れそうでもほら僕は此処にいて 
   遠くてもそう君を想うよ」

以前とは違う

柔らかさだったり、優しさを感じます

「特に名前のない
   この喜びを集めて
   いまひとつ抑揚のない日々に
   魔法を仕掛けて」

再度言いますが

アジカンは変わりました

新しいマジックがこのアルバム、込められています

03. 双子葉

「そうしよう」と「双子葉類」をかけた言葉遊びです

わりと最近の曲ですが「今を生きて」に通ずるものがありますね

今の大切さ、幸福さが優しく、それでいて力強く歌われています
 
かけがえない今を大切にしたい

簡単なようで難しいですね




03. さよならロストジェネレイション

旧世紀から新世紀へ

「「暗いね」って切なくなって
    「辛いね」ってそんなこと言わないで
    「暗いね」って君が嘆くような
      時代なんてもう僕らでおわりにしよう」

自分たちでこんな時代を終わらせたい

とストレートな歌詞が印象的です

曲調はミドルテンポで聴きやすいですが、簡単な言葉で時代に反旗を翻しています

このアルバムのテーマを改めて感じさせてくれます


05. 迷子犬と雨のビート

アニメ「四畳半神話体系」のOPです

四畳半神話体系については少し前にこのブログでも紹介しましたね

アニメ公式サイトで

「こういう曲を作るためにバンドをしているんだ。」

と言っていたのを覚えています

トランペットですかね?金管が凄くいいです

「僕たちの現在を
    繰り返すことだらけでも
    そういつか君と出会おう
    そんな日を思って
    日々を行こう」

新しい世界への希望が繰り返し歌われています

「行こう」「生きて行こう」

この2つの言葉が頻繁に繰り返されていることから今があまり芳しくないことが伺えます

だからこそ未来を願っているのです

ちなみにこの曲は僕の「アジカン好きな曲ランキング」2位です


06. 青空と黒い猫

僕の「アジカン好きな曲ランキング」

1位です

サビの悲しげながら力強いメロディが大好きです


歌詞はかなり詩的であり、難しいように思えますが

結局言いたいことは簡単なんだと思います


「世界は続くから新しい世界を求めて生きていく」

このアルバムはこれに限ります

全ては1曲目で歌われました

青い空がたたえている、
自分たちは繋がっているから、
世界は続いているから、


生きて行くんです


07. 架空生物のブルース

ピアノと弦楽器が特徴的ですね

シングル曲と大差ないクオリティですし、これまでのアジカンには間違いなくなかった曲だと思います

抽象的で難解な歌詞です

ゆったりしたメロディとは裏腹に歌っている内容は難しいですし、

大きな盛り上がりがあるわけでもありません

ですが胸を張って人に勧められる曲でもあります

また、この「マジックディスク」の中でもキーの1つになる曲だとも思います

08. ラストダンスは悲しみを乗せて

大好きです

カラオケでも最近歌います

トゥナイト〜⤴︎

この頃からアジカンは愛を歌う曲が増えた気がしますね

それはメンバーもリスナーも大人になったということだと思います

全体的にこのアルバムの曲はロックでありながら角がなくなったように感じます

ギターの鳴りが気持ちいいですね


09. マイクロフォン

「ため息混じりの海に沈んだ貝のよう
   悲しみも希望も全部拾ってマイクロフォン」

「何気なく君がポソリと零した声でも
   拾い上げてどこまでも飛ばしてマイクロフォン」

歌詞がユニークとってもユニークです
 
ポップでもあり、ロックでもあります

改めて聴くとかなりポップですね

マイクロフォンとはマイクのことらしいですよ

シンプルでありながらつい何回も聴いてしまいます


10. ライジングサン

「捻くれた日々を過ごし大人になった「僕」は前に進む以外はない」


終始「僕」を急かすように太陽が照りつけています

前向きな歌詞な歌詞が曲中の主人公である「僕」を前に歩ませます

背にギラギラ光る太陽を感じて

サビの高音が癖になります

また、凄く聴きやすい曲だと思いました

アジカンらしくはないですが、昔からのファンが聴いたら「なるほど」と思わず唸ってしまうのではないでしょうか


11. イエス

「ノー」に対する「イエス」
「イエスキリスト」の「イエス」
 
かなり前向きでポップな歌、そして最後に「さようなら」と締める

宗教的な比喩でもある」とインタビューで語られていました

言葉遊びでありながら聴き手に様々な物事を連想させる今日でもあります   


12. 橙


物凄く大切な曲なのではないか、

大切にしなくてはいけない曲なのではないか 

改めて聴いてそう感じました

1つ1つの歌詞は何かしらを示唆しています

敢えてここでは言いませんが

是非とも聴いて感じて欲しいです

このアルバムの実質ラストの曲なので

この曲にだらだら語るのはナンセンスという物ではないでしょうか



「以前の僕だったらこの曲はアルバムにはいれない」

そうゴッチは言っていました

実際、「橙」から「ソラニン」までは少し間があります

ボーナストラックです

作詞は漫画「ソラニン」の原作者

浅野いにおさんが担当しています

映画内で宮崎あおいさんが歌う
ソラニン」もなかなか感じるものがありますね

そんな映画「ソラニン」のために書き下ろされたこの曲、今ではアジカンの代表曲の1つになっています

ボーナストラックなのであんまり多くは語りませんが名曲であることは間違いないです




いかがだったでしょうか?

これまでと比べるとかなりポップで

メッセージが明確なような気がします

それもメンバーが1つ上の段階に進んだということでしょう

なんかディスクをwebカメラで写すとスペシャルコンテンツが映るらしいですよ

そういった遊び心も「マジック」です

簡単な言葉でより明確なテーマを強く歌う、1つ成長した文学的ロック…最高ですね…

まあ、このアルバムがリリースされたのって6年前なんですけどね………

それと、今日からこのブログに誰でもコメントを書くことが出来るようになりました

これまでは「はてなブログ」に登録しなくちゃいけなかったんですよね

コメント…ください…








それではまた明日!