読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

此処はココの捌け口

音楽とか、ゲームとか、アニメとか、日々思ってることをぐわっと。

Galileo Galilei「Sea and The Darkness」レビュー!

レビュー ディスクレビュー

どうも!

 
昨日はとんでもなく早い時間に意識を失ってしまい、忘却の暗い底に誘われてしまいました(つい寝てしまった)
 
そろそろ髪の毛が鬱陶しいです
 
先程いい加減に髪を切ろうと思って行きつけの美容室に電話したら予約がいっぱいとのこと…
 
週末に予定ができてしまいました
 
週末というのは動かずにエネルギーを貯めておく大切な日なのに予定ができてしまうとはなんという失態でありましょう
 
「何時に◯◯がある」
 
と、予定に縛られたくないのですが仕方ありません
 
今から髪の毛を切られている時のイメージトレーニングをすることにします
 
また、シャンプーを「いち髪」に変えたのですが
 
めちゃくちゃ良い匂いしますね
 
つい髪の毛弄っちゃいます
 
 
シャンプーに大してこだわりがあるわけではありませんが「おおっ」と感嘆の声をあげてしまいました
 
 
 
キモいですね…
 
 
また、今日のブログのレビューとも繋がりますが
 
Galileo Galileiの解散ライブに行くことが出来そうです
 
本当に嬉しいです
 
熱狂的ではないですが、密かに応援し続けてきたバンドが解散してしまうのはとても悲しいです
 
ですがそれでもその最後のライブに立ち会うことが出来るというのは光栄だと思いますし、一生ものの思い出になるだろうと思います
 
 
 
ってなわけで、今日は
 
バンド「Galileo Galilei」の4thアルバムにしてラストアルバムである
 
「Sea and The Darkness
 
のレビューをしたいと思います
 
 
みなさん、「Galileo Galilei」というバンドについてご存知でしょうか?
 
Galileo Galileiは2007年にメジャーデビューしたバンドです
 
f:id:cocogoto:20160525192119j:image
 
若手バンドの登竜門であるフェス
閃光ライオット」で優勝し、
 
リスモのcmソングに起用された
 
 
アニメ「おおきく振りかぶって」の主題歌に起用された
 
1stシングル「夏空」でその名を一躍全国に広めます
 
さらにベネッセ 進研ゼミのcmで一時期猛烈な頻度で流れた
 
3rdシングルは「僕から君へ」でスマッシュヒットを飛ばします
 
ちなみに僕がガリレオを知ったのはこの進研ゼミのcmでした
 
そして最大のヒット曲
 
 
4thシングルは「青い栞」で日本の音楽シーンでその地位を確かなものとしました
 
そんなガリレオの音楽は変化し続けています
 
初期の曲は正直、「青臭いロック」という表現が当てはまります
 
ですが活動中期になるにつれて青臭さが抜けるとでも言いましょうか、自我…ではないですが自分たちの音楽を確立させようとするのが曲から伝わってくるように思えます
 
そして3thアルバム「ALARMS」からは洋楽を意識した洋楽と邦楽の間、いいとこ取りをしたような彼ら独自の音楽を鳴らし、歌い始めます
 
メロディは完全に洋楽ですが歌詞やところどころで邦楽の良さも感じられるようになります
 
これは「俺らはただのアニメバンドではない」とでも言いたいのかと以前の僕は思っていましたが
 
変化を遂げるにつれてのガリレオ、変化を遂げたガリレオの音楽を僕たちが勘違いしていただけなんだとわかりました
 
そんなガリレオのラストアルバム、ラストアルバムでありながら間違いなく最高傑作であります
 
僕もこの数日、毎日時間がある限りひたすらリピートしています
 
 
 
 
『Sea and The Darkness
 
f:id:cocogoto:20160525193438j:image
 
ジャケットや歌詞カードのデザインはボーカルの尾崎雄貴さんがどこかで見た外国のアニメにアルバムの趣旨と似たものを感じてキャラクターデザインの方に頼んで描いてもらったそうです
 
なんでも、飼い犬である主人公がゾンビから逃げながら主人を探す物語だとか、
 
尾崎雄貴さんはアルバムについて
 
「これはガリレオガリレイというより俺の思っていることだったり音楽だったりの全て。また、ラストアルバムだと想定して作ってはいなかったが自然と暗いアルバムになってしまった。タイトルは俺らが感じていた孤独や苦悩はポツンとしたものではなく、暗闇でもみくちゃにされるようなものだったから。」
 
と話していました
 
あれよあれよと名前が売れて自分たちに期待されているものと自分たちの作りたいもののギャップにも苦しんでいたことだと思います
 
 
01. Sea and The Darkness
 
1分程の短いプロローグのようなこの曲は歌詞カードに歌詞が載っていません
 
静かなアコギで始まり、雄貴さんのエコーを効かした声が響きます
 
「孤独感」という言葉がぴったりです
 
フェードアウトも孤独感をより感じます
 
 
02. カンフーボーイ
 
洋楽色を強く感じます
 
イントロも明るげです
 
…が、
 
歌詞はかなりぶっ飛んでます
 
非常に暗いストーリーですし…
 
ですがそれさえコミカルに表現されているところがガリレオの凄さですね
 
ちなみに曲のストーリーは
 
「いじめられていた主人公はカンフーを練習していじめっ子を懲らしめようと思った。時間をかけて強くなり、いざいじめっ子を懲らしめようとしたら誤って殺してしまった。」
 
こんな感じです
 
最後の最後でブラックでびびりました
 
ところどころ入る「ファイト!」ってフレーズがコミカルです
 
 
03. ゴースト
 
このアルバムで1番好きです
 
カンフーボーイからの「死」が今度はわかりやすく歌われています
 
この曲も洋楽色が強いですね
 
ギターが特にそうです
 
「いいかげんにしろと僕を叱る
   彼らが代わりに死ねばよかった
   滅茶苦茶な心の矛先を
   まわりのすべてに振りかざした」
 
この歌詞から伺えるように「彼ら」のなんらかの所為で死んだ彼女は主人公に自分を埋めるように言います
 
そしてそのあと主人公は夜の街を憤りを感じながら自転車で走るという曲ですが
 
死をストレートに歌いながら暗く、それでいて気持ちをぶつける先を求めて自転車で走り回る主人公の憤りとスピード感が伝わってくる名曲です
 
なんらかのストーリーがほぼ全ての曲で明確にされていてまるで本を読んでいるようです
 
それも洋書を
 
 
03. ウェンズデイ
 
このアルバムのリード曲です
 
イントロはまるで70年代の洋楽のよう
 
いやあ、これは…その…
 
エロティックであり、サイケデリックでもある…といいましょうか、
 
こんなクイズをご存知でしょうか?
 
Q :ある親子がいました。
 
お母さん、お父さん、そして子供が1人のどこにでもいるような家族でした。
 
ですがいきなりお父さんが急逝してしまいます。
 
そのお父さんの葬式で出会ったお父さんの知り合いにお母さんは一目惚れしてしまいます。
 
葬式が終わってからもお母さんはもう一度その人に会いたい会いたいと想いを日に日に募らせます
 
さて、その人に会うためにお母さんはどうしたでしょう?
 
 
 
 
 
 
 
A:息子を殺した
 
 
 
 
 
 
 
 
確か、こんな感じのサイコパス診断的なクイズがありました
 
この曲はこれに非常に近いです
 
これは聴いてみてください
 
mvに何故わかりやすい外国人を起用したのか、何故mvでわかりやすいようにストーリー調にしたのか、
 
この曲の主人公は
「誰かの不自然な死を心から望んでしまう」のです
 
何回聴いても良くできてるなあと感心するばかりです
 
フェードアウトが良い味だしてます
 
 
 
04. ベッド
 
この曲はAimerさんがボーカルとして参加されています
 
以前、雄貴さんはAimerさんのプロデュースをしたことがあったのでその繋がりでしょうか
 
今となっては超売れっ子アニソン歌手ですよね
 
ガンダムだったり、fateだったり、、
 
この「ベッド」はこれまでのブラックさはあまり感じられません
 
洋楽メロディとAimerさんの歌声が非常に心地よいです
 
 
05. 鳥と鳥
 
この曲の主人公は鳥です
 
鳥なんです
 
鳥籠の中の鳥と
 
大空を自由に飛び回る鳥、
 
そのコントラストが印象的です
 
歌詞が印象的でありながらも爽快感のある曲調とサビでエコーをかけられる雄貴さんの歌声でスッと聴きやすいです
 
歌詞がいいですねほんと
 
「毎晩夢の中で君になっていた」んです
 
ドラムがツインになっていたりと、かなり凝っている曲でもあります
 
ドラムでボーカル尾崎雄貴さんの実の弟である尾崎和樹さんのお気に入り曲だそうです
 
特に歌詞
 
 
06. 燃える森と氷河
 
 
「燃え盛る森の中で
   1番好きなものはなに?
   はじける氷河の中で
   1番好きなものはなに?
   見つけて笑ってた
   本当に綺麗だった
   ああそうだ あの日は
   この世の終わりみたいな空で」
 
歌詞もメロディも全てが「綺麗」です
 
このアルバムはフェードアウトの使い方が凄く上手いですね
 
どこか不思議な雰囲気のこの曲はアルバムの中でも少し異質な存在です
 
 
07. 日曜
 
1分45秒の短い曲です
 
語りかけるような歌声と少し眠くなるようなテンポがこの後のアルバムの流れの前のお口直しといいましょうか、
 
ポエトリーリーディング的な立ち位置なんじゃないでしょうか
 
 
08. 恋の寿命(re-mix,re-master ver)
 
アニメ「まじっく快斗1412」のエンディングテーマです
 
ガリレオ史上ここまでドラマチックでポップで素敵な曲があったでしょうか
 
それほどポップでありながら、
 
このアルバムの中でも決して浮くことはなく、むしろいいアクセントとなっています
 
「恋の寿命」というタイトル、絶妙な言葉選びですよね
 
「「愛する」って「なんなの?」って
    ずっと僕ら問われていて
    「待ってる」って君は目を閉じてた
    「どうしよう」って
    「なにしよう」って
    迷ってたら朝になって
    こんな風が僕は気に入ってた」
 
歌詞がいいんですよ!
 
Cメロ→ラスサビの気持ちよさは折り紙付きです
 
 
 
09. 嵐のあとで
 
ノイタミナアニメ映画「台風のコルダ」の主題歌です
 
監督自らイメージの単語をピックアップして依頼してきたそうです
 
雄貴さんは
 
「非常に楽しく制作することができた。このような曲を作ることが出来るようになったことで非常に自信にもなった。」
 
とインタビューで話していた通り、青春活劇的内容の映画ともこのアルバムとも見事にはまる曲となっています
 
「突然 強く降る雨に びしょぬれの
   僕らの心はすれ違って
   それでも君は楽しそうだった
   この雨があがったら
   君になぜって聞いてみよう」
 
映画本編を観ていないので細かいことは言えませんが、前向きで青春をイメージさせる曲となっています
 
こういうのがあるからガリレオは強いですよねえ
 
 
 
10.ユニー
 
歌詞での言葉遊びが好きです
 
ここに来ての少し緩めのテンポと洋楽的メロディが聴いていて飽きないです
 
このアルバムは昔のガリレオでは到底作れなかっただろうなって曲が盛りだくさんですね
 
その変化はもちろん「いい変化」です
 
 
11. ブルース
 
攻撃的で
 
その上いろんな意味で強めです
 
Bメロ→サビの急かし、追い詰めているような言葉の応酬とそこからのギターの突き抜け方がキモです
 
「そうだ、このアルバムはクソだ
   嘘だよ」
 
この歌詞を聴いた時びっくりしました
 
インタビューで雄貴さんは
 
「自然と出てきた言葉」 
 
と話していましたね
 
各楽器の重厚な音と捻り出される雄貴さんの歌にはいろいろ考えさせられます
 
 
 
13. 青い血
 
ベースの佐季仁司さんのお気に入りの曲だそうです
 
「メロディ、Aメロが特徴的で凄い好きだ」
 
 
と話していた通り、独特のAメロだったり繰り返しが使用されていたり、サビがとってもキャッチーだったり、
 
聴きやすく、それでいてガリレオの新たな部分を見ることが出来る曲です5分22秒と比較的長めの曲ではありますが
 
全くその長さを感じさせません
 
アウトロが気持ちいいです  
 
 
 
14. Sea and Thmd Darkness Ⅱ
      (Totally Black)
 
事実上のこのアルバム最後の曲です
 
1曲目同様歌詞カードに歌詞が載っていません
 
ここまでの濃厚な13曲の末にリスナーが辿り着いたこの曲はボーカル尾崎雄貴ガリレオガリレイの苦悩の末のアンサーソングです
 
サックスが入っていたり、後半の静かでありつつ、熱い盛り上がりだったり、
 
これからのガリレオガリレイメンバーの新たな門出、出発に期待させてくれます
 
本当にいいアルバムでした
 
 
 
15. クライマー(re-master ver)
 
ここからはボーナストラック扱いですね
 
アニメ「ハイキュー!!セカンドシーズン」のエンディングテーマです
 
バレーボール経験者でありながら視聴していなくて申し訳ないです
 
タイアップ用の曲も顕著に変化が感じられます
 
約3分の中の濃さは半端ないです
 
「Sea and The Darkness Ⅱ」のあとだとリスナーに向けて歌われているような、ガリレオガリレイ自身に歌っているような、そんな気もしてきます
 
 
 
16. ボニーとクライド
      (re-mix,re-master ver)
 
佐孝仁司さんが作曲に参加しているこの曲、
 
「恐れないずっと永遠に
    燃え続けてみせるわ
   自分のためだけの太陽
   焦がされていたい
   止めないでずっと永遠に
   誰にも渡しはしない
   自分のためだけの太陽 焦げついて
   飛び続けるのは楽じゃないけど
   言えない」
 
これはまさにガリレオのこれからの曲ですよ!
 
アップテンポでキャッチー、フルで聴くとその構成とメロディに邦楽の新しい未来を感じます
 
この曲を聴きながらだとジャケットの犬の絵も心なしか明るい未来へ歩いていってるような気もします
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか
 
雄貴さんが
 
「これまでのアルバムは気に入らない曲もあったけどこのアルバムは全てが気に入っている。自分の全てだ。」
 
とインタビューで言っているのを見てほっとしました
 
また、解散について
 
ガリレオガリレイの音楽を否定するわけでも、メンバーの不仲でもない。
 
これまでガリレオガリレイというおもちゃの車に乗ってきたけど、もう限界を感じた。
 
このままでは車が壊れて、自分たちも良くない方向に行ってしまう。
 
これは良い選択だ。
 
音楽とガリレオガリレイを天秤にかけて音楽の方が勝って本当に良かった。
 
僕たちはこれからも音楽を続けていきます。」
 
 
このメッセージを信じて、ラストライブまで過ごそうと思います
 
葛藤と苦悩が詰まったアルバム
「Sea and The Darkness
 
本当に名盤だと言い切れます
 
 
 
 
 
  
 
みーつけた!!!!