此処はココの捌け口

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きのこ帝国「ロンググッドバイ」レビュー!

 

さあ、下痢「真っ最中」の僕が「真っ青」な顔で「全く」モチベーションが上がらない中更新しますよ!

 

明日はそう…立春であり、全地球の全生物が楽しみにしていた豆まきの日でもあります。

 

豆まきと言えば、畑の肉とも言われる大豆を散弾銃のように広範囲にばらまきながら無病息災を祈る日。

 

「おにはそと、ふくはうち」

 

と、何やら鬼を勝手に天敵扱いする掛け声はイマイチだと思いますが

 

保育園などでは盛り上がる恒例行事となっております。

 

かく言う僕も幼稚園児時代は殺意をむき出しにして先生に向かって豆をこれでもかと投擲していました。

 

現在ではやったとしてもその辺にちょろっと転がす程度。

 

こんなの、豆まき精神が全く成っていません。

 

やるなら全力で。

やるなら全身全霊をかけて。

 

明日は僕の人生をかけて豆まきに取り組みたいと考えています。

 

周りの人が「鳩が『豆』鉄砲を食ったよう」な顔をするくらいに!

 

閑話休題

 

パスピエのニューアルバム「&DNA」をネットで注文しました。

 

なんと特典のDVDにはこれまでのパスピエのMVが全て収録されているそう。

 

アルバム「幕の内ISM」から発売されるCDは全て購入してきた僕ですが、

 

未だに購入していない作品のMVなんかが収録されるのは嬉しいですね。

 

リードトラック「スーパーカー」も聴きましたが中々に良さげ。

 

ここ最近のシングルは正直あまり好みではありませんでしたが、

 

その分期待値はかなり高いです。

 

メーデー」のインタビューでリーダーである成田ハネダが

 

「これからのパスピエパスピエを知らない人にこれがパスピエというバンドなんだと自己紹介するような作品を作りたい」

 

と言ったニュアンスのことを言っていましたが、特典DVDにMV集を付けたりといったところは新規ファンを意識しているでしょうね。

 

聴いたら真っ先にレビューを書く予定でいます。

 

めちゃくちゃ楽しみ。

 

 

閑話休題2、

 

「ものべの」プレイに没頭している僕、すみルートをほぼクリア致しました。

 

すみと主人公が「心交わり1つになって」ぐっすり眠っている間に主人公の妹が行方不明になってしまったところはツッコミたくなりましたが…

 

シナリオは本当に素晴らしかったです。

 

このまま次はアリスルートに進みたいところではありますが、僕は飽き性。

 

どうしても別のゲームに行きたくなってしまいます。

 

最近購入した「ユニゾンシフトブロッサム」の「Flyable Heart」をやろうかなと。

 

ユニゾンシフト」と言えば、ハルヒでお馴染み「いとうのいぢ」が原画を担当している会社。

 

その代表作である「Flyable Heart」…

 

めちゃくちゃ楽しみですね。

 

しかも特典で「いとうのいぢが選ぶ過去作CGベスト100」が収録されているんですからもう、ドッキドキです。

 

…「ものべの」も楽しく進めますよ!

 

 

 

 

ってなわけで、本日のレビューは…やっぱり閲覧数を上げるには人気のCDのレビューをした方がいいんじゃないかと思ったんですけど…

 

それはそれで趣旨と外れちゃうし…

 

めちゃくちゃ悩んだ挙句これになりました。

 

「ロンググッドバイ」きのこ帝国

 

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1:ロンググッドバイ

2:海と花束

4:パラノイドパレード

5:FLOWER GIRL

5:MAKE L

 

【#1:ロンググッドバイ

 

僕のLINEの設定曲、これです。

 

実はこの曲をよく聴くようになったのは最近なんです。

 

「再生USインディー、脳内LSDを嚥下、ねえ、SOS言いたい」

 

このサビの歌詞がまた、なんとも癖になります。

 

そして全編を通して

 

ボーカルの佐藤さんの過去の様々な思い出や人との別れを歌っているように僕は感じました。

 

それは決して悲観的ではなく、相手の幸せを願い、自分の道を歩いて行くような。

 

きのこ帝国の少し狂気的で、でも人間的で、綺麗な音楽が大好きです。

 

【#2:海と花束】

 

僕がきのこ帝国のファンになったきっかけの曲です。

 

初めは何だこの曲は…と思いました。

 

サビっぽいサビはないし、なんか陰鬱な雰囲気だし。

 

でもどこか聴いていると救われるような気がして、佐藤さんが僕の気持ちに答えを出してくれているような気がして、

 

気がつくともう中毒。

 

瞬間的にポチりました。

 

「僕たちは叶わないものから順番に愛してしまう。」

 

「伝えたいことなどとっくのとうにない。錯覚起こしてるただそれだけなんだよ。」

 

こう歌ってくれるだけでどれだけ楽になったか。

 

MVも凄いんです。

 

初めは暗くて狭い部屋でメンバーが演奏しているだけなんですが、途中からその壁が倒れて、砂浜になるんです。

 

しかも、天気の悪い日の海。

 

最高じゃないですか。

 

陰鬱さに負けず、陰鬱さに塗れて歌う佐藤さんは本当にかっこいい。

 

来世はそうなりたいものです。

 

【#4:FLOWER GIRL】

 

これなんです。これ。

 

僕が惚れたきのこ帝国は。

 

この陰鬱さ。このカオスさ。

 

正直ポップさや聴きやすさでは4曲目の「ロンググッドバイ」の方が断然上です。聴いていて楽しいし。

 

だけど、ひねくれた僕が好きなきのこ帝国はこれなんです。

 

歌詞もほとんどなく、「FLOWER GIRL」と繰り返すばかり。

 

7分ある曲の中で5分を超えたあたりから急に激しくなりシューゲイザーロック調が強くなる。

 

少ない歌詞では過去の後悔を歌う。

 

この狂気的で陰鬱で人間らしいところが大好きで。愛おしい。

 

好き嫌いは分かれます。

 

まずノレない。つまんない。

 

それが何故か心地よい。

 

【5:MAKE L】

 

「ハアァ〜アァァ〜」って1分ちょい言っているだけの歌です。

 

でもこの「ロンググッドバイ」というアルバムの最後にこれがあるだけで全く違います。

 

もしも「FLOWER GIRL」で終わっていたらそこで終わり。殻に閉じこもったままで、過去に囚われたままで終わりなんです。

 

でものこの「MAKE L」があるだけでリスナーは、きのこ帝国は、佐藤さんは前を向ける。

 

希望が見えてくる。救われる。

 

明るめの曲調で視界が開けたような、次の光を見つけたような。

 

「ロンググッドバイ」は完成しました。

 

【総評】

 

僕は年末の大型フェス「COUNTDOWN JAPAN 14/15」で初めてきのこ帝国のライブを観ました。

 

その時は良いライブだなあとは思いましたが感銘を受ける程ではありませんでした。

 

そして偶然当たったアルバム「猫とアレルギー」発売購入者限定ライブ。

 

感銘を受けました。

 

髪を振り乱してギターをかき鳴らす佐藤さんは本当に美しくてかっこよかったです。

 

実はこの頃、きのこ帝国は終わった…とばかり思っていました。

 

「ロンググッドバイ」のインタビューでもアルバム「eureka」で鋭利な言葉は出し尽くしたと言っていた通り、

 

「ロンググッドバイ」以降はポップで優しい曲が増えていきます。

 

「ロンググッドバイ」で入り、「eureka」「渦になる」と過去作をヘビーローテーションしてきた僕にとって

 

鋭利な言葉が無くなり、攻撃的で特徴的だったシューゲイザーロック調のサウンドも失われたきのこ帝国は「終わった」と思っていました。

 

そんな時の購入者限定ライブ。

 

最高にロックでした。

 

…と、話が逸れました。

 

この「ロンググッドバイ」、散々言ってきましたが、

 

「別れ」を題材にしており、陰鬱で、狂気的、人間的な作品です。

 

前4曲で別れ、日常を歌って過去を振り返り…ラストトラック「MAKE L」でまた前を向くことができる。

 

僕にとって宝物のような5曲です。

 

これからも一生聴き続けたいアルバムです。

 

ただ、人を選ぶのは確実なのであんまり気安く勧められるアルバムではないですね。

 

【点数】96点

(内訳:僕の好みど真ん中。陰鬱さは人間味をより感じさせる。別れやそれを通した日常を全編通し歌っているアルバムだが、ラストトラック「MAKE L」はそんな過去を振り返り決別し前を向くことのできる曲。これがフルアルバムであったらテーマがぶれたり、陰気的過ぎて微妙な出来になってしまったのではないか。僕の知りうる中で最高のミニアルバム。)

 

 

 

 

 

 

敬語に戻ってしまったという企画倒れ。三日坊主ですらない事実に自分でちょっと笑いました。